さよなら 別れはつらいものだとして
ちょっと前だけどまほろ駅前協奏曲見てきた。
行天も多田もちょっと成長したなぁ。
行天は自分の子供のころと親に、多田は亡くしてしまった息子と別れてしまった嫁。
便利軒に持ち込まれた依頼と一緒にそれぞれのトラウマに向き合っていく。
行天の為にどうにもならないことをどうにかしようとする多田がひたむきで不器用でいとおしかった。そんな多田の気持ちを無下にも出来ずに困りながらも対峙していこうとする行天。
二人が過ごした2年間という月日がなせるもんだなぁと思う。
同級生であり、同居人であり、雇主と従業員である。
なんとも変わった結びつきの二人だけど、なんとなく影を背負った者同士足りない部分を補い合いつつまほろの人たちに支えられながら生きている。
少しづつだけど成長した二人が見えた気がした。
映画の中でぽつりぽつりとつぶやかれる行天の言葉の大切さにぐっときた。
特に曽根田のおばあちゃんに言った言葉が今までの行天だったら言わなかったのかなって思った。便利軒として働いた時間が行天に人間らしさを取り戻させたんだろうなって考えたらじんわりと心にあったかいものがきた。
あとアサコさんと多田の恋模様も不器用で可愛らしかったな。よく話題になっていたシートベルト事件も実直で不器用な多田らしいなぁってくすりときた。
お話自体はこれで終わってもまほろの街はずっとずっと心に残ってるんだろうね。
当分小説読んだり、映画とドラマを見てまほろの世界に浸ってしまうわ~。
Viva☆まほろ(笑)