明日はどっちかもわからない

音楽や漫画とかの感想を書くためのブログ。最近はもっぱらKAT-TUNにハマっています。

そう いかなくちゃ

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今年通算三度目の京都。
もう最早ホーム。
そんな京都にくるりがオーガナイズ↑?オーガナイズ↓?している音楽博覧会。
末広がりな第八回目にして、初参加。
ほぼ外国のフェスに参加しているようなくらい国際色豊かなライブ。
思いの外公園が広くてご飯スペースとライブ会場が遠くてちょっとびっくりした。
それでも別段混雑したり、困ったことはなく、過ごしやすいかなぁという印象。

トミ・レブレロ
アコーディオンみたいな楽器とバイオリン、そして打ち込み。
松尾芭蕉」って歌を披露して会場を湧かせてくれた不思議な二人組。トップバッターでなかなか大変だったろうけど、かなり盛り上げてくれた。

ヤスミン・ハムダン
映画オンリーラヴァーズレフトへ曲提供もしたというファンキーなお姉さん。
重低音がズシズシ来て、ファンクな雰囲気の曲たちで自然と体が揺れるかっこよさ。

サム・リー
古きよき民族音楽を現代的に組み込んだバンド。今日の為に琴や三味線を取り入れてくれてる素敵な心意気。
曲自体はゆるやかな感じ。

トーフビーツ
今巷で話題のお洒落ミュージックを生み出すトーフビーツ。
曲の繋ぎかたや声のエコーのかかり具合がめちゃくちゃ気持ちが良かった。
森高千里に提供した曲も古きよきディスコチューンって感じのノリの良さ。
あと圧倒的にルックスが素晴らしい!(笑)
一緒に行った友達も「あの眼鏡感素敵」ってなるくらいの眼鏡だった。


椎名林檎
もう云わずもがな。バンドメンバーとともに涼しげに浴衣で参上。
ニッポン、ありあまる富、歌舞伎町の女王、丸の内サディスティック、いろはにほへと

途中石川さゆりもサプライズ出演してカーネーション、最果てが見たい、一緒に名うての泥棒猫を歌いあげる。
丸の内サディスティックでは歌詞を間違えて、素直に間違えたと言ってしまう辺りが非常に可愛かった。
セッティングの時にバンドメンバーだけで音合わせとしてスモークオンザウォータを弾いてくれる粋なはからいも素敵だった。

ペンギンカフェ
セッティングの段階から個性的なバンド。服装の統一感一切なし!(笑)
仁平着たり、ビジュアル系みたいな服だったりとりあえず個性的!(笑)
曲もノリノリで楽しかった。横揺れな曲やラテンちっくな曲もありで楽しく踊れる雰囲気。

くるり

2034
日本海
Brose & Butter
Liberty & Gravity
Time
三日月
ジュビリー
グッドモーニング
loveless
東京
(encore)
There Is (always light)
宿はなし

セトリはツイッターよりお借りしました。
くるり最高だった…
なんて感想を書けばいいか分からないけど、岸田が凄く楽しそうに笑って演奏している姿が見えて、それに微笑む佐藤がいてそれだけで凄く幸せな空気。
There Is でレイ・ハラカミさんと佐久間さんに捧げる曲って聞いたときに曲の印象がものすごく違って聞こえた。
京都で活動していたけど、ファンファンの為にまた上京しましたって件を話した後の「東京」。
上京することによって故郷を離れ、今までの人間環境と違うところに行く。
ただそれだけのことだけど、一瞬にして世界が変わる。
自分のことを知らない世界に行く怖さと忘れられてしまうかもしれない孤独。
そして今までの自分とはまったく違う別の自分になってしまうんじゃないかという思い。
そんな気持ちがぎゅっと詰まった曲。まさか京都で東京を聞くと思わなかった。
ジュビリーは新しいところへさぁ行こうという悲しみとはさよならだって前向きな思いがあるけど東京はどこか新しいところに来たけれどどこか後ろ向きのような気持ち。
対照的なように思えるけど根っこにはふるさと、大きな意味での帰る場所のへ思いや愛があるんだろうな。
最後三人だけで「宿はなし」をやって締めくくり。
また来年も行きたいなと思わせる帰りたくなるフェスだった。


くるり-There is(always light) / Quruli-There is(always light) - YouTube

くるり-Liberty&Gravity / Quruli-Liberty&Gravity - YouTube